書評『七つの原理』 第5章「対立の原理」①丸山敏秋著

2022/11/05

陰陽論ではないけど、昔

「なぜこどもはふたりいないとできないのか」を考えたことがある。

ふたり必要だから、ふたりでなければ作れないと考えるわけ。

男と女は凹凸で生まれ、互いに無いものに惹かれて結婚するとうまくいく。

だからうまくいってる夫婦ほど、合ってない(笑)

うちは成人前から一緒にいるし、育った地域も同じ学区というのも大きな影響を受けてると思うけど、私が考える性質もってるのもあって、それを話すから互いの価値観をよく知ってるし認め合ってる。

でも一緒じゃないの〜

だから、互いを尊敬するし、相手のいいところをマネたくてもなれない。

「半身」とよく例えるけど、いい例えだなと思う。

夫婦は特別意識するような存在ではなく、家族だから自然に、当たり前にそこにいる存在と捉えるとうまくいくよ。

結論

私の出した結論は、「こどもはひとりでは育てられない状態で生まれてくる」ということ。

だから、シングルマザーには必ずだれか支える人が必要だと思って、いまそれを実現してる。

シングルマザーが出産育児でひとりにならないように。

シングルマザーが働きやすい会社にできるように。

私自身はシングルでもないし、昨日26年目の結婚記念日に花束を頂いたくらい仲良しなんだけど、だからこそゆとりがある。

年齢的なゆとり。子育てが終わったというゆとり。予定を調整できるゆとり。ある程度自由になるお金があるゆとり。

ゆとりがある人がゆとりをもてない人に手を差し伸べるのは、支え合い繁殖してきた人間として当たり前のこと。

倫理観の問題じゃないのよ。生存率を上げる為に必要だったという生存の問題。

だから、偉くもなんともない。

人が人を支え助けう会うのが当たり前なのに、いま「助けて」と「ありがとう」が言いにくい世の中だから、普通にそれが言える優しい社会にしていきたいなと思ってわしゃがんばっとるよ。

だけど、陰陽説。極論はまた別の話で混同してはいけない

丸山さんは陰陽説好きだな。

なんでもかんでも二極化する。

まあ極論は存在するんだけど、私は多元論派だからところどころで引っかかりますw

「光」は「影」だけど、「火」は?「水」は?そこに矛盾ができて五行説ができた。そして陰陽五行が生まれ、西洋では四つに分けた。

この時点で東西変わっちゃってるから、真理から少し離れた気がする。

2が5になって10になって12になってって分かれていくんだけど、この辺りからそれぞれの解釈が複雑になってきて、もうどうでもいいじゃんって思えてくる😂

そもそも、アイヌの例で、陸の対義語は海ってあるけど、空じゃないのか?そもそもその解釈は要らないから、取り方が揃わないんじゃないのか?

電子の世界は0と1でできてます

それをドヤ感満載でほら二元論って言われても、いやいや。通電するしないってだけです。オンとオフの間はありませんからね。

する・しないと同じ。

易もかじってるのか。丸山さんたらスゴい

易・・・むずかしいんだよね。

いっ時、少し後学のために勉強してみよっかなって思ったことあるけど、全然世界観が理解できなくて、心を閉ざしてしまったゆえに、図を見ただけで引いてしまう😅

あ。まさかの二進法の話出てきた。

そして、まさかの私の疑問である「二元論」やデカルトの「精神と物質」の話が出てきた。

いいね!おもしろい!✨😃✨

それらとは「わけが違う」と。

「陰陽は相対する概念でありながら、同時に相待し、互いに他を含み合うことを意味しているから」と。

・・・二元論もそうだと思っていたが。。。え?違うのか?

「一は全、全は一」だけど「一は二、二は一」ではないぞ。

え??🤔

そもそも、話してる主旨が違う?

ターゲットが違う?

やっぱり面白いなぁ😂

でもやっぱり

食生活に於いて「肉が陽、野菜が陰である」ならば、キノコはなんだよぉぉぉぉぉ

葉物だけが野菜なら、豆はなんだよぉぉぉぉぉぉ

そこは陰陽のバランスの例えに不向きと思うのに、あえてのチャレンジ。。?

食事のバランスは、過多過少ってのも、動物によるので、「人」という前提がある。そうなるとまた陰陽が解釈の問題になってしまう。

そこに炭水化物は含まれていないから、米が陽になるなら陰はなに?

肉食中心の食事は、腸の長い日本人には確かに向かないとは言われてる。確かにそう思うし、日本人は肉をあまり食べなかった歴史もあるから、腸の長さが欧米人とは違うと私も思う。ケトジェニックの話でよく原始人に例えられますけど。遡りすぎですといつも思う(そこじゃない笑)

野菜の中にも陰陽はあるって言われてるから、陽の中の陰ってことになるね。そこは理解る。

でもそこでよく思うのが、陰陽に分ける必要あります?なんだよねぇ😐

あ!答え載ってた!

ただし陰陽は、実在する物事に即して相待的に認められるもので、陰そのもの、陽そのものは実在しません。しかも陰陽は変幻自在、固定化されていないのです。この点に留意して物事のバランスを保つよう心がけるのは、なかなか興味深いし、実生活に役立つ実践となります。

七つの原理

つまり、概念として捉え、相対的に考えよ。というわけですね!

・・・じゃあ肉の例えやっぱ要らないじゃん(´⊙ω⊙`)

私が思うに、結局陰陽は捉え方を物事を単純化させた二元論ということだと思う。

その単純化こそが真理に近いものだと思うけど、真理ではない。あくまでも「真理に近づけたもの」だと思うし、示唆するのにちょうどいい例えだと思う。

例えを例えるんだからややこしくなる。

物事は極から極まで含めて全て巻き込んで表裏一体。それが完全体。シンプルで、それが全てだと思う。

それを実生活に転じて役立つ実践にするというのが、むずかしいんじゃないかな?

ここに時間の概念が抜けてるから、実践しにくいんじゃないかな?

ユキエ的には時間の概念がやっぱりベースだと思うから、それがなきゃなにも進まないわぁ。

疑問に思ったらすぐ丸山論が出てくるのおもしろい😊

疑問を想定して書いてるんだと思う。

賢い人だなぁ✨